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美術品が財産としては優れている6つの理由

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財産として見なされる商品には不動産や有価証券、貴金属などあります。その中に美術品も含まれます。今回、美術品を財産として見た時どんな利点があるか考えてみます。

保有していても税金がかからないというのは優れた長所です。
固定資産税や自動車の車検や自動車税は所有しているだけで強制的にかかる出費です。美術品は所有してることでの強制的出費はありません。

底堅い健全な需要があるというのも長所です。
美術愛好家がいなくなることは考えにくいです。また私立・公立の美術館の収蔵活動は公共事業として継続されていく事業ですので名品であれば常に需要があるといえます。

希少性が高いということは大きな長所です。
作家が年間50点制作したとして、100年制作しても5,000点です。作家のもっとも充実した時期の作品とすれば、1/10以下です。美術品がこれだけ高額で取引されるのもその希少性が主な要因です。美術館等に収蔵されていけば、減っていく一方です。どんな作家のどんな作品を収集するかを間違わなければ財産として活用できそうです。

換金市場があるということは大事なことです。
オークションという公開され定期に開催される市場があります。オークションでの落札価格はデータベースとして相場を形成する要因になります。

収納スペースが狭くてもよいというのは長期保有にとってメリットです。
一般的なサイズの作品を収集するのであればそれほど広いスペースを必要としません。

所有することで尊敬されるというのは所有する上でメリットです。
美術品に理解があるあり、積極的に収集するコレクターは文化の擁護者として一般的に尊敬されるのですから大きなPRとなり、収集するモチベーションとなります。

法人所有は損金として経理処理できることは将来性のある若手を購入するには大きな後押しになります。

長期で保有する財産としては良い商品です。

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