「修復」 一覧

軸装や額装も美術品は、時代が経つとシミやカビだけではなく表装や額装そのものに傷みがきます。もちろん丁寧に扱ったとしてもです。お茶のお道具などは直さないのが原則ですが一般的には綺麗にしたいものです。 軸 ...

軸装から額装へ変更した作品をご参考に紹介しております。 今回の作品は、岸田劉生の「童子」です。寒山拾得からの作品です。なかなか出会わない良い作品です。   明治・大正期の水墨画は額装で化ける ...

軸装から額装へ変更した作品です。岸田劉生がよく描いた不老不死の故事にちなんだ「桃」の作品です。 とても柔らかな筆致で描かれています。もとの軸装も金蘭の趣味も良く仕立ての良いものです。こうゆう良い軸は額 ...

軸装が扱いにくいと感じられる方は意外に多いですね。軸が敬遠されるのは寂しい限りですが時代に合わなくなってきたのでしょうか。 軸装が敬遠される理由 主な理由としてこんな意見が多く聞かれます。 床の間がな ...

現代美術は額なしで飾ることが多いですね。額装したとしてもシンプルなフレームです。軸装作品を見ることも減りました。「書」でさえ多くは額装になっています。 美術を支える縁の下の職人たち 作家の手元を離れた ...